フィリップ



出演:エリック・クルム・ジュニア、ヴィクトル・ムトゥレ、カロリーネ・ハルティヒ、ゾーイ・シュトラウプ、サンドラ・ドルジマルスカ
プロデューサー:ミハウ・クフィェチンスキ、パトリック・ペリディス
原作:レオポルド・ティルマンド
監督:ミハウ・クフィェチンスキ
脚本:ミハウ・クフィェチンスキ、ミハウ・マルキェヴィッチ
撮影:ミハル・ソボチンスキ
音楽:ロボット・コック 

※本HP内ではご購入できませんので御了承ください。

2022/ポーランド/ポーランド語、ドイツ語、フランス語、イディッシュ語/1:2/124分/原題:Filip /字幕翻訳:岡田壮平/配給: 彩プロ R-15+ 後援/ポーランド広報文化センター
©TELEWIZJA POLSKA S.A. AKSON STUDIO SP. Z.O.O. 2022

6月21日(金)より新宿武蔵野館、シネスイッチ銀座、池袋HUMAXシネマズ、YEBISU GARDEN CINEMA、アップリンク吉祥寺、kino cinéma立川髙島屋S.C.館ほか全国公開

「フィリップ(FILIP)」は、ポーランドの作家レオポルド・ティルマンド(1920-1985) 自身が1942年にフランクフルトに滞在していた実体験に基づく自伝的小説としてポーランド当局の検閲の後大幅に削除されたものが1961年に出版された。しかしすぐに発行禁止になり、長い間陽の目を見ることがなくおよそ60年後の2022年になってオリジナル版が出版された。監督のミハウ・クフィェチンスキは、主人公フィリップが愛する人全てを失い、孤独に耐えながらも魂を解放しようともがき生きていく姿を第2次大戦、ナチス支配下のドイツを舞台に官能的な要素を加えて映画化したものである。