恋した相手は一家の仇だった…?運命に導かれた、ひとときの愛の奇跡。
ヒロイン阿念の一族は虐殺される。阿念は凛洲の河伯祭に下女になりすまして、一族の宝を取り戻すため神殿に潜り込む。しかしその日の夜、世子・崔崖が阿念を含めてすべての侍女たちを獲物として狩りをすることに。そこへ将軍・萧子夙が駆けつけ侍女たちを助ける。しかし阿念が身に付けた鈴をならすと、彼女に切りかかろうとしていた世子が突然気がふれたように暴れ始めたことで、萧子夙は阿念が外部から潜り込んだと気付き、正体を明かせと迫る。追手から逃れるために阿念は萧子夙のもとに身を寄せることにする。はじめが反発しあっていた2人だったが、次第に惹かれ合っていく。