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元特殊部隊の兵士でアフガン戦争における捕虜体験から重度のPTSDを患っているエリアスは、軍隊経験を活かし中東系の大富豪一家のボディガードの職を得る。豪奢な邸宅に住む13歳の少女ヌールと母親アミナの警護が主な任務だったが、謎の武装集団の襲撃を受けヌールの叔父ジャマルが殺される。エリアスは襲撃犯を倒して母子とともに邸宅を脱出、旧知の友人の元で身を潜める。しかし事件を映した防犯カメラには襲撃犯の姿はなくエリアスがジャマルや同僚を殺害して母子を誘拐したとして指名手配されていた。これはPTSDを患う精神不安定なエリアスを利用した何者かの陰謀なのか?それとも被害妄想から起こした現実か?姿の見えない謎の組織の脅威を前にしてエリアスはヌールとアミナを連れて難民たちを乗せたトラックで国外脱出を図るのだったが…。