愛か、復讐か。その答えは、夢の果てに。
妖魔が引き起こす怪異が人々を恐怖に陥れる幽雲城。悲劇的な恋と「霊根」を奪われた前世を経て、妖魔・孟黎は復讐心だけを糧に、百年の眠りから目覚め現世でその時を待ち続けていた。悪人の悪夢を喰らいながら密かに人々を守る妖魔・孟黎は、妖魔討伐を使命とする皇子・沈确に正体を疑われる。敵として出会った二人だったが、共に事件を追う中で惹かれ合い、やがて互いが前世から深い因縁で結ばれていることを知る。しかし、兄の死を巡る誤解や、人間と妖魔は共に生きられないという宿命、そして世界を滅ぼそうとする黒幕・赤心の陰謀によって、その愛は幾度も引き裂かれていく。夢と現実が交錯する世界で、二人は運命に抗いながら真実と愛を守るため最後の戦いに挑む。
